




今日は旧暦の五月五日で、中国もっとも大事な伝統的な祭り「端午節」です。2008年から中国の国定休日になりました。
端午節は「端陽節」「端五節」とも呼ばれ、また「五月節」「午日節」「重午節」「夏日節」「天中節」「竜日節」「詩人節」という別称があります。
端午節は2千年以上の歴史があります。由来についていろんな言い方がありますが、最も主流的な説は屈原を記念するためということです。
屈原は春秋戦国時代楚国の大夫、愛国詩人です。紀元前278年の旧暦五月五日、屈原は楚国の城が秦国に破られたニュースに、悲しみと憤りで、胸をえぐられるような思いをして、絶筆として『懐沙』という名作を残し、石を抱えて汨羅江に身を投げ、国に殉じました。
楚国の人々はこの話を聞いて、船を出して屈原を探したり、屈原の体が魚などに食べられないように、粽を作り川に投げたりしました。屈原を記念するために、以来毎年「賽龍舟」という行事と粽を食べる風俗が続いてきました。
実は端午節はもっと古くからあったと学者たちは指摘しています。確かに「賽龍舟」と「粽」以外に、鐘馗の画像を掛けたり、ヨモギの葉や菖蒲を挿したり、雄黄酒を飲んだり、におい袋を携帯したりする古くからの風習もあります。これらの風習は魔よけや病除け等ためのものだそうです。
しかし、屈原の愛国精神と詩辞は中国人の誇りであり、特に1953年屈原が世界4大名人に選ばれ、世界的な影響があるので、端午節は屈原を記念することとますます緊密的に繋がっていました。